ごあいさつ
大崎ものづくりネットワーク振興会 会長 宮地光弘
平素、大崎町民の皆様をはじめ関係各位には、大崎ものづくりネットワーク振興会の活動に対しまして多大なご理解とご支援ご協力を頂き、振興会を代表いたしまして厚く御礼申し上げます。
大崎ものづくりネットワーク振興会は、平成22年6月、大崎町に立地する(株)ストーンワークス、(株)ダイツール技研、日本ハードウェアー(株)の3社が発起人となり、会員相互の情報交換及び人材交流を行うことにより、会員企業の資質の向上や能力開発、技術力の向上を目指し、もって地域経済と地域文化の発展による住民福祉の向上に寄与することを目的とし、これに賛同した12社の会員企業で設立されました。
私は、当振興会が７年目を迎えた平成28年の定期総会において、四代目の会長として選任されました。平成28年度からの2年間はこれまでの前会長が築き上げて来られた方向性を踏襲すると同時に、事業計画スローガンに掲げた「会員の知見と地域財産の育成」を進めて参ります。併せて、これまでに交流しているインドネシア国デポック市、バリ州とのビジネスについて会員企業のグローバル化を図り国際支援につながる事業を推進する予定です。
また、鹿児島大学大崎活性化センターを核とした産学官の連携による活力のある地域づくりや有能な人材の発掘・育成にも努力して参りたいと思います。 更に、幅広い業種の意見を拾いあげるために、新規会員の入会にも努めてまいります 。
今後とも倍旧のご指導ご支援を賜りますよう謹んでお願い申し上げます。
主な活動内容は、
- 企業の交流や親睦事業
- 人材育成事業
- 農商工連携など異業種交流事業の推進
- 先進事業例等の視察
- 広報ＰＲ事業等の実施 となっております。
さらに、２２年１１月には、定例会において会の経営基盤を盤石なものとするために、特定非営利活動法人の設立が決議され、以下の趣旨により活動を始めることになります。
インターネットによって私たちは距離、年齢、職種、組織、国などの障壁を越えて自由にコミュニケーションできるようになりました。しかしその一方では、技術の利用や教育を受ける機会の格差、失業による将来への不安、技術の安全性に対する不信感、地域社会の低迷、孤立感など新しい形のコミュニケーション問題が生じていることも事実です。
こういった混乱や不安を取り除き、豊かな生活や真に満足できる人間の生き方を実現するための科学技術やその研究開発については方法論そのものが新しい研究課題となっています。一つの方法として、最先端の科学技術をもっと私たちの日常的距離に引き寄せ、プロの研究者や技術と連携しつつ、地元企業や地元住民それぞれが自分達の出来る範囲で問題解決に参画する、それがそのまま全体の幸福につながる仕組みを作ることが必要と考えられます。
例えば、
- ものづくり企業の交流・新睦と人材育成を図る
- 地域資源を活用した地域産品のブランド化を進める
- 農商工連携など異業種交流事業の推進を図る
- 地域貢献とものづくり企業のＰＲ活動を進める
- ものづくりの広域ネットワーク化を図る
- 企業支援と情報発信の拠点整備を図る などです。
営利を目的とせず、このような活動を通して様々な研究・活動を行い、豊かで多様な社会の創造に貢献することを目的とします。地域のみにとどまらず、更なる幅広い活動範囲と充実した活動基盤を持つための法人名は『特定非営利活動法人ものネットクラブ』となり、大崎ものづくりネットワーク振興会と同じ場所に事務局を置き、より円滑な運営を目指します。
振興会・会員企業一覧 平成２６年１０月現在 会員数17社
大崎ものづくりネットワーク振興会
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